原案:モーリス・ルブラン
脚色・演出:大志
【あらすじ】
狙ったものは逃さない神出鬼没の大泥棒、怪盗紳士アルセーヌ・ルパン。彼が繰り出すトラップは、宿敵ガニマール警部をも苦戦させる。
誰もがお手上げ状態のなか、ルパンの悪事を止めようと立ち上がったのは世界が誇る名探偵、シャーロック・ホームズ。大切な女性(ひと)を守るため、友との約束を果たすため、二人の男はぶつかり合う!
大泥棒対名探偵、英雄同士の決着やいかに!
作:春陽漁介(劇団5454)
演出:サーファー
【あらすじ】
都内の公立高校に通う、新聞部の藤と秋生。教師たちしか読まない校内新聞に嘆く二人は、新聞の内容をゴシップに変えることに。学校に蔓延する「嘘」を暴くのだ。
一方保健室通いの秀才長谷川は、音の周波数を利用した「物体の破壊実験」を繰り返す。しかし実験を進めるには、音によるウソ発見器、通称「ト音」が必要であった。
そんなある日秋生は、人気教師の坂内が生徒に嘘ばかりついてることに気が付く。
坂内をターゲットに「嘘の破壊」計画を実行するべく結託する3人。
その先に待っていたのは、嘘と願うようなとある真実であった……。嘘の周波数と笑いが奏でる、ちょっと不思議な協和音。
作・演出:野口萌花
【あらすじ】
原案『死霊解脱物語聞書』三遊亭圓朝『真景累ヶ淵』
作家・水沢景の傑作でありながら、初演から一度も上演されることのなかった台本『縁起心中累ヶ淵』。それは実際に起きた事件が下敷きになっているという────
時代は遡り、観光で栄える久重村。その川から女性の水死体が発見される。何かに引き寄せられるように村に集まった者たち。
彼らの縁を細解いた先にあったのは、悲しく恐ろしい真実だった。
過去と現在。虚構と現実。全てが繋がったとき、その縁が導く結末とは。
作:鴻上尚史
演出:ひよこ
劇中劇台本:『新訳 ロミオとジュリエット』河合祥一郎 訳(角川文庫/KADOKAWA)
【あらすじ】
ロザラインは、ロミオがジュリエットに出会う前に恋していた女性。
ロミオは、ジュリエットに出会った瞬間に、あっという間にロザラインのことを忘れたという。けれど、もし、ロザラインの気を引くために、ジュリエットが好きだというふりをしていたとしたら。そして演技だった恋が本気になっていったとしたら。残されたロザラインはどう感じるのか・・・・・・。
物語は『ロミオとジュリエット』を上演する稽古場から始まる。ロミオとジュリエットの間に、いつの間にか、戯曲では名前しか出てこないロザラインが現われたとしたら。『ロミオとジュリエット』は、予想を超えた物語へと変わっていく。
作:末満健一
演出:ねね/カスカ
【あらすじ】
人類最後の楽園「ヘブンズパレス」。そこにはある日を境に歪な人間が溢れ出し、太陽が昇らなくなった。
地下深くのシェルターに閉じ込められた有毒少年。彼はその謎を解き明かす鍵を握っていた。
荒廃した世界に隠された「ある秘密」とは…
少年少女の出会いがもたらす、優しき世界の終わりを描いた物語。
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