2017過去公演

春公演「ダブリンの鐘つきカビ人間」


脚本:後藤ひろひと

 

演出:わさんぼん

 

中世のある街を襲う、不思議な病。

羽根が生える病。目が見えすぎる病。

中でも不幸な病が2人。

誰からも愛されない醜い姿のカビ人間と、

思ったことと逆のことを言ってしまうおさえという娘。

 

2人が出会い、鐘が鳴り響くとき、

美しくも残酷な奇跡が起こるーー


新人公演「GARNET OPERA」

脚本:西田大輔

演出:白羽ぽめろ

 

【あらすじ】

時は1582年。

天下布武の真っ只中、第六天魔王・織田信長は、

家臣と全国の猛者を安土の城に集めた。

彼らの目の前には宝箱が置かれ、

ゲームの始まりが告げられる。

ゲームのヒントはたった一つ。

楽しめよ。但し、本気でな。


夏公演「いと」

作・演:鉄の乙女

 

【あらすじ】

時は輝宗王の時代。

政治では西派と東派で対立していた。

時を同じくして、奴婢に生まれた愛永(いと)。

彼女の美貌を利用しようと企んだ東派は、

彼女を王宮へと出仕させたのだった。

 

それが全ての始まり。

“三大悪女”として名を残した、

一人の女の、狂おしくも切ない物語。


秋公演「アイワズライト」

脚本:元吉庸泰(エムキチビート)

 

演出:キーロ

 

【あらすじ】

 

その目の見えない少年は、

「ピーターパン」の物語を空想していた。

彼の隣にもう一人、物語を記録していく親友がいた。

彼の描くピーターパンは空を飛べず、

ティンカーベルの声も聞こえない。

ーー「ねえ、どうして僕は飛べないの?」

止まっていた時計が、ゆっくりと今、動き出す。


冬公演「クローバー」

脚本・演出:望月ほたる


【あらすじ】

整形依存、自傷行為、過剰な愛情、性依存

愛されたい、認められたい、満たされたい

「ただ、幸せになりたい・・」

彼らに渡された一丁の拳銃は、

希望への引き金か、絶望の始まりか。

これは少し歪んだ普通の日常。

心の隙間を抉る四つの物語。